心霊語録

低級想念と同調しないために

テレビや雑誌では、未だに心霊・オカルト特集に人気が集まっているようです。それを一概に悪いとは申しませんが、『肝試し』などと称して、いわく因縁のある場所を興味本位に訪れる行為だけは、厳に慎んでいただきたいと思います。

一般に霊が多く目撃される場所というのは、何らかの原因で次元に歪みが生じており、『霊道』と呼ばれる負のエネルギーの通り道が出来ていることが多いのです。そうした場所に安易に近づきますと、とくに霊的な過敏体質の方は、十中八九、何らかの憑依を受けてしまいます。霊体というのは、本来、微細な波動エネルギーですが、これが何かのきっかけにより生きた人間の波動と同調してしまうと(すなわち憑依を受ける)と、そこに様々な弊害が生じてまいります。

その最たるものは、低級想念(低級霊)によって霊的な活力を奪われて生じる『不運現象』です。これが起きますと、ご自分には何も非がないのに世間から悪い評価を受けたり、恋愛や縁談が理由もなく破談したり、あるいは何事もやる気がしなくなって自堕落な生活を続けたり…など、運勢全般が下り坂になることが多く、最後には私どものような専門の霊能者が浄霊除霊を承るというような事態にも陥りかねません。

霊を敬う心と、これを無闇に面白がる心は、まったく違うものです。

怪力乱神を語らず、という言葉がございますが、貴女がもし幸せな人生を願うのであれば、不可思議なものや怖いものに関心を寄せるのは、ほどほどになさることをお勧めいたします。