心霊語録

余計な霊障を避ける法

≪霊障とは何か≫
霊障には大別してふたつのケースがあります。
それはある特定の場所へ赴くことによって起きる「霊障」と、人との関わりの中で受けてしまう「霊障」です。
「霊障」とは読んで字のごとく、霊の障りです。霊によってもたらされる禍いと申しますと、死霊の恐ろしい祟りを想像してしまいますが、死んだ霊だけでなく、生きている霊、生霊の障りも「霊障」と呼びます。
死んでいる霊から受ける障りよりも、生きている霊から受ける障りの方が何倍も恐ろしいのです。生霊は本体の人間が生きておりますから、何度浄化しても再生可能ですし、そのエネルギーの大きさは死霊の比ではございません。また、生霊は本人の自覚なく、ネガティブな恨みの波動が強烈なエネルギー塊となって飛んでくるので、実に厄介なのです。
この他、特定の場所に溜まった「よくない気のエネルギー」から受ける霊障、「ネガティブな気を発する人」から受ける霊障というものもございます。

霊障とは、風邪のウィルスに感染してしまうようなもの、と考えれば良いと思います。その人それぞれ症状は違いますし、重症度も違います。ウィルスにさらされて感染なさらない方もいらっしゃれば、すぐに感染してしまわれる方もいらっしゃいます。感染を予防する一番良い手だては、やはり感染するような場所に近寄らない、風邪にかかっている人に近寄らない、ということでしょう。つまり、霊やネガティブな気の影響を受けてしまうような場所と人へは近寄らない、ということが一番大切なのです。
たとえばよく事故のある交差点や踏切があったとします。他のコースをたどっても用が足りるのであれば、別の道を探すべきです。事故で死んだ霊に取り憑かれるなどということはまずほとんどございませんが、そのように事故の多い場所は、もともと霊的な磁場がおかしかったり、気が澱んでいたりすることが多かったりします。そういったものが引き金となって事故が重なり、さらにそこを皆さんが通る度に「ここは事故が多いんだよな」「何か良くない場所なのかな」とお考えになられたりします。すると、大勢のマイナス想念の塊が場所一帯に張り付いてしまい、さらに状況を悪くしていくのです。
このような場所を「感度の良いアンテナ」をお持ちの方が通られますと、その時の精神状態や健康状態にもよりますが、場の発するマイナスの気をもろに被る危険があります。