神仏への正しい祈り方

≪神社を参拝する順序≫
よくいただくご質問に、初詣は産土神社と氏神様のどちらにお参りすればよいのですか、というものがございます。産土神は、ご自分が生まれた土地の神様であり、氏神は現在住んでいる地域の神様です。生まれた時から同じ場所に住み続けていらっしゃる方であれば、産土神様がそのまま氏神様であるので問題はありませんが、現代社会では、生まれた土地を離れて生活していらっしゃる方がほとんどでしょう。
本来であれば初詣は、まず産土神社、氏神様の順番でお参りされて、その次により大きな一帯を守護している一の宮の神社へお参りするのが、産土神社や一の宮神社が遠い場合は、氏神様への参拝だけでも構いません。
もし、貴女がどうしても叶えていただきたいお願い事をなさるおつもりでしたら距離を厭わず、産土神社、氏神様、一の宮の神社のすべてを回ってください。願い事の成就率は飛躍的に高まります。
産土神様や氏神様は貴女をいつでも守護してくださる神様です。初詣はもちろんのこと、月に一回程度、日にちを決めてお参りされれば、一層のご加護をいただいて、開運につなげることができます。健康や家内安全など、つつがなく生活を送れるようにお祈りいたしましょう。
貴女を守護してくださる神様への参拝を済ませていただきましたら、次回はぜひ、貴女が参拝してみたいと思われる神社をお参りなさってください。日本各地の一の宮を回られるのもよいことですし、特定の願い事に強い神社を選んでお参りされるのもよいでしょう。